神の仕業

【ナニワあの事件この事件】信者の男が教会に消火器を投げ込み続けたワケは… 2010/12/30 10:34

教会に消火器投げ込む
「自分の不幸は神の仕業だ」。そう思い込んだキリスト教信者の男は、屈折した怒りを教会へぶつけた。
20年夏以降、近畿各地のキリスト教の教会などに相次いで消火器が投げ込まれた事件。大阪府警が22年7月に逮捕したのが、キリスト教信者の池田康政被告(30)=器物損壊罪などで起訴=だった。
池田被告とキリスト教との出会いは23歳のころ。偶然見かけた十字架にひかれ、教会を訪れたのがきっかけだった。牧師を慕って熱心に教会に通い、礼拝も欠かさなかったという。
だが、20年にこの牧師が海外留学すると、「裏切られた」と口にするようになり、教会に姿を見せなくなった。一連の襲撃事件が始まったのは、ちょうどそのころだった。
「神に自分の話を聞いてほしかった」としてはじまった犯行は当初、教会に石を投げつける程度だったが、「神がなかなか気づいてくれなかった」ため、エスカレート。消火器を投げ込むとともに、複数の教会に犯行を予告するような手紙も送るようになった。
池田被告は、逮捕後の取り調べに「不幸は神のせいだと思った」「牧師に願いを聞いてほしくてやった」などと供述したが、とっぴな動機に捜査関係者も首をかしげる。一体何が熱心な信者に火をつけたのだろうか…。

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